発達障害の小学生の娘、 フリースクールに通う

発達障害の娘に寄り添いながら、自分の健康づくりに薬膳の勉強をしています。日々の生活の中の気づきを書いていきたいと思っています

フリースクール1日目

火曜日、フリースクール1日目。

とはいえ、通うのは3回目なので、朝は親子で余裕が出てきて、笑顔で登校。

 

…だったのですが、火曜日の登校は初めてで、顔見知りになった女性スタッフが誰もいなくて、娘は半べそ状態。

 

またか…(ノ_<)

一歩進んで三歩下がる娘。

親も不安になりますが、スタッフの方にお願いして、私は帰宅しました。

 

とはいえ、私も気が気でなく。

娘のストレスと距離を置けばいいのですが、それもなかなか難しい…。

何気なく眺めていたTwitterで、フリースクールからの投稿を目にして、思わず笑顔に。

 

大丈夫、娘も楽しんでる。

私も安心しました。

 

実際、帰りは笑顔で帰宅。

それまで往復は有料特急に乗って座って帰宅していましたが、今回初めて急行で途中まで立ったままの帰宅。初めてのこと続きで疲労困憊したのでは?と心配しましたが、帰宅後は近所の友達と元気に遊んでくれました。

 

なぜ、ここまで心配するかというと、娘は「初めて」にひどく弱いからです。そして「初めて」の定義が恐ろしく厳密なんです。

 

5年間通ってるはずの小学校でも、学年が変われば、学校は「初めて」の場所に戻ります。それどころか、算数の単元が変わっただけでも「初めて」の恐怖が襲います。

 

信頼できる大人がそばにいて「初めて」をたくさん経験していくと、応用力もついて安心するんですが、安心できるまでがもう本当に、長い長い時間がかかります。その長い長い時間を寄り添ってくれる大人の存在が娘には必要不可欠。これは甘えでもなんでもなく、足を骨折している人に松葉杖や車イスが必要なのと同じで、娘が社会に出るために必要なステップなのです。そのことを理解してくれる場がフリースクールです。

 

これからも、親やフリースクールの先生と一緒に、たくさんの「初めて」を経験して、娘のペースで「社会」に馴染んでいってくれれば、と思います。

体験入学2日目

2度目のフリースクールとなると、娘にも余裕が出てきたようで、前日の夜には1回目の体験をいろいろ思い出して、「すっごく楽しみになってきた!」た笑顔が見えました。

 

当日フリースクールでもあっさりと親から離れて一安心。

迎えに行ってもご機嫌で、これまた一安心。週二回登校で正式に申し込んできました。

 

その日の出来事をたくさん報告してくれたし、自分の居場所ができて落ち着いたのか、あれほど嫌がってた担任の先生にも「黙ってプリントをポストに入れるだけでなく、ピンポンしてくれたらいいのにねー」と前向きな発言も出てきたし、ホントにありがたい限りです。

 

そして、何よりも!

毎晩恒例の「これまでの悪いことを思い出して、眠れない…」という一人泣きもなくなりました。

 

社会で、自分のペースで過ごせる居場所があるというのは本当に大事ですね。大人でも社会での居場所がないと不安になりますから。当たり前のことですが、ようやく娘にも社会に居場所ができて、中学校への道が繋がったように思います。

 

 まだまだ不安要素が山積みではありますが、小学校最後の1年間、ホームベースを学校からフリースクールに移して、娘のペースで過ごしていけたら…と切に願います。

体験入学1日目

いよいよ、フリースクール体験入学です。文字通り、親子で期待と不安がいっぱいで登校しました。

 

慣れた所なら一人で買い物にも行くし、

昼間なら一人で留守番できるようになっていたので、油断してましたが……

 

まさかの号泣…( ´△`)

 

まあ、心の中の不安を素直に表に出せたというのは良いことですが、結局、午前中は親が付き添うことに。

 

始めはお母さんの手を絶対離さなかったのが、先生とゲームができるようになり、お母さんは隣に座ってればよくなって、ついには隣の部屋にお母さんがいればよくなって…

 

先生やお友達の誰かが常に寄り添ってくれたおかげで、昼前には「もう大丈夫」と言えるくらいに落ち着きました。

 

ここまで落ち着けば大丈夫。

一度帰宅してから15時前に迎えに行くと、「もう来たの?」という驚きの表情。

 

そのまま塾に直行して、途中、買い物をして19時前に無事帰宅。

 

親のいない場への長時間外出でしたが、帰宅後も機嫌良く、お父さんには「楽しかったよ」と自分から報告してました。

 

そして、一夜明けて今日。

「気持ちよく起きれた!」とご機嫌で朝早くに起床。朝ごはんを食べたら、楽しそうに勉強してました。

 

この様子を見て、私は一安心。

 

学校に行った翌日なら、こうはいかない。なかなか眠れないし、なかなか起きてこない。起きてきても、しんどそう……なんです。この違いを確認したかった!

 

体験1日目。

「無理強いされることもないし、放っておかれることもない」フリースクール

娘にとって良い刺激になったようです。

明日は体験2日目。16時まで通学して塾に直行予定ですが、娘の今の体力なら難なくこなしてくれそうです。

 

一方、私はといえば、心身ともにグッタリ…。

娘が新しい生活に慣れるまでは、私の精神的ストレスがマックスになる!ことをすっかり忘れてました(T . T)。

 

母親から離れることに異常な不安を感じる娘。というか、すべての不安を母親がいることで解消している娘。

 

母親と離れて、頑張って通った小学校では、ロクな目にあってないし、不登校の3年間は母親べったりで暮らしてたから…… 

 

だから、母親と離れることをひどく嫌がるというのは、頭で分かるんですが、そんなことでグズられると、こちらのストレスは半端ないんですよね😩

 

でもまあ、フリースクールは娘にとって必要なステップだから、ここは頑張るしかない。ただ、私が倒れたら元も子もないので、娘のストレスとうまく距離をおいて、ゆるっといきます。

 

子どものケアだけでなく、自分自身のケアもしっかりする‼️

 

小学校ではこれが許されなかったので、

フリースクールでは両立していきたいと思います。

オープンスクールに行きました

昨日、フリースクールのオープンスクールに参加してきました。

小学生を受け入れてくれるフリースクールは奈良にはなく(T . T)、片道1時間かかる大阪のフリースクールへ。まあ、中学校も通学に1時間くらいかかるので、良い練習になるかな、と。

オープンスクールと言っても、フリースクールなので、実際には個別相談会。これまでの経緯を説明すると、スタッフの方が一言。

「学校側から、娘さんはどんな感じか、働きかけはなかったのですか?」

「まったく」

「一切ありません」

夫婦二人でキッパリ。

「そんな対応は聞いたことありません!」

フリースクールの人も絶句。

ですよねー

おかしいですよねー

欠席日数が積み上がっても、

もう小学校には行かない!と宣言しても、

何も働きかけをせず、こちら側が働きかけをするまで、子どもを放置するという学校。

変ですよね〜〜

だからこそ、娘も親も見切りをつけたわけです。

学校の理解が得られて、連携がとれれば、出席日数もカウントされるし、なによりも通学定期が買える!んですが、

「連携、難しいかもしれませんね……」

私もそう思うし、

学校には何も期待してません。

むしろ邪魔が入るだろうな、という感じです。

フリースクールに通うことにした、と言った時の学校の反応がどうか、ですね」ということで、お開き。

来週2日間、体験入学です。

初めての電車通学、

久しぶりのフル登校。

新しい生活が楽しいものになりますように!

祈りつつ、

娘の避難場所を確認したので、学校との最後のバトル、がんばりたいと思います。

「立春」 春を迎える準備

立春は、春の始まりと言われることが多いのですが、薬膳料理を作る際には、春を迎える準備を始める時期と捉えています。この時期の養生が春を乗り切る鍵となります。


また、節分は季節の分かれ目。

冬の間に貯めた不要なものを捨てて、新しいものを迎える準備をすると良い時期でもあります。


ということで、わが家も断捨離です。

娘と話し合って、小学校の通学を断念しました。この5年間、家族3人であれこれがんばってきましたが、学校側の理解も協力も得られず。唯一理解者である別室の先生の時間だけの登校にして、担任の先生とは、母親は一切関わらないし、学校行事にも協力しない、と「退学届」を出してきました。


まあ、義務教育に退学はないし、担任の先生は全く状況が理解できず、暖かくなったらまた出てくるんだろう、くらいに考えているみたいで、ホントに不登校だと分かったら、ひと騒動ありそうですが、もう私たちは関わらない、と腹をくくりました。


これで不要なものは捨てたので、次は、新しいものを迎える準備です。中学校はフル登校を目指しているので、それまでの1年間はフリースクールでならし運転をしようと、来週の土曜日にオープンスクールに参加予定です。春をスムーズに迎えられるように、しっかりと準備をしていこうと思います。




「小雪」 木枯らしが吹く頃

季節は移って、今日から「小雪」です。

二十四節気の一つで、富士山で初雪が降る頃。

木枯らしが吹く頃でもあります。

 

一学期は順調に登校していた娘ですが、

二学期に入って、先生の認識と私の認識にズレが生じ、隙間風が吹き始めて、

11月入ると、木枯らしが吹き荒れて、プチ不登校状態に。

 

熱心な先生はそれはそれでありがたいのですが、「見返り」を期待してくるのが

心苦しいのです。「これだけ手をかけたら、これだけ成長する」みたいな状態に

なるのですが、当然「学校に適応できない」娘には限界があります。その限界に

達して、先生の期待に応えられないと、先生が親である私に対して「逆ギレ」や

軽く「無視」をし始めます。

 

こういう状態になると、先生が娘を受け入れられない状態でもあるので、

娘も学校に行けない。毎年のことなので、親も子もすっかり諦めムード。

 

でも、今年は個別対応の先生が間に入ってくれて、

娘がどうしてもやりたいことは参加できるように、

担任の先生に交渉してくれるので、娘も思い詰めることなく

過ごせているのがありがたいです。

 

とはいえ、逆ギレの先生から「邪気」を直接受けると、親の私は

かなり消耗して、気分も鬱してきて、食欲もなくなります。

そんな時に食べるといいのが「白菜」。

消化を促進して、胃腸を元気にしてくれる食材です。

また、気を静めて、うつの改善にも効果的な食材。

 

ということで、白菜とえのき、氣を巡らす玉ねぎのお味噌汁を食べて

元気復活。

 

「お味噌汁の具に、その時の体調に必要な具を入れるだけで、

立派な薬膳」

 

薬膳教室の先生の教えを実践できたようで、喜びが一つ増えました。

ヨガ、始めました

薬膳料理のお勉強を始めて、少しずつ食生活が改善されてきました。

食事や間食の量も減らして、はや4ヶ月。

体重も6キロほど減って、無事、中性脂肪の数値も落ち着きました。

となると、次は体を動かしたくなりました。

 

それまでやっていた太極拳は武術なので、体力も気力も衰えきった今は、

お休みして、健康づくりをメインにしたヨガ教室に通うことにしました。

 

ここは、アーユルヴェーダの考えを取り入れた教室で、

ヨガやアーユルヴェーダを「日常生活に落とし込む」ことを大事にされています。

この考えは薬膳料理の教室と同じで、生活改善をしている私にはすごく大切な

ことなんです。せっかく良いことを学んでも、生活に活かせなくては無意味ですから。

 

まだ2回しか通っていないので、難しいことはわかりませんが、

唯一覚えられたポーズを毎日くりかえし練習しています。

 

小さな一歩をコツコツと積み上げて行く。

そんなヨガのペースに癒されています。